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会長の思い出56

 2015-04-01
1990年10月3日、もう一つの出来事は、息子が生まれた事でした。
その日の夜中に、私は前日まで事務所で仕事をしていた妻を病院に送り、
入院するのを見届けてから明け方会社に行きました。
すると、朝8時頃に息子が生まれたのでした。

その日は我が社の講演会場での初めての製パン講習会でしたし、
夕方からは記念のパーティーを開催しましたので、
仕事が終わったのは夜遅くで、息子の顔は見る事が出来ませんでした。
しかし、妻の顔は見る事が出来ました。
社長も帰ってきた弟を連れて駆けつけてくれました。
私は元気な妻の顔を見てホッとし、息子も元気だと聞いて喜びが湧いてきた事を思い出します。

社長は男の子が生まれたことに大喜びでした。
常々社長は、男の子が生まれるまで子供を作らなければあかんと言っていましたから、
私も正直ほっとした感じはありました。
妻はそんな感じではなく、子供が五体満足で生まれてきた事ににのみ安堵しているようでした。

次の日からも、トラックでの配達等がしばらくありましたので、
結局息子の顔を見たのは数日経ってからでした。
子供3人とも、生まれてからしばらく会えないという結果になってしまい、
今のようにお産に立ち会うような時代から見れば、考えられないような事かもしれませんが、
この当時はまだ私のような人が多かったように思います。

それから、息子が大きくなってくると、
社長が言っていた「自分の分身」のような気持ちになる事がよくありましたので、
なるほどなあとも思いました。

特に、息子が10歳から相撲を始め、5年間毎週日曜日の午前中は道場へ連れて行き、
毎日近くの公園で相撲を取っていましたし、
息子が二十歳になるくらいまでは学生横綱という同じ夢を追いましたから、
土俵に上がっている息子を見ると、自分が土俵に上がっているように錯覚したものでした。
社長と私も結構似た所があったように感じられる事もありました。

以上、1990年10月3日、ドイツ統一の日は
一生忘れられない日となりました。
 
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