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会長の思い出36

 2013-08-01
1985年6月、遂に彼女にプロポーズする事を決心したのです。
仕事の方はどん底で、お金もありませんでしたが、
何とかしなければいけないという思いは強く持っていましたので、
失敗するという事は考えていませんでした。

私は、たとえその時どん底でも、何とかしなければいけないと考えると、
次々とアイデアが湧いてきて、どこまでも広がっていって、
絶対に上手くいくと思い込んでしまう方なので、
失敗するなんて事は考えないタイプでした。
これを所謂、ポジティブと言うのでしょうか。
年を重ねてからこの弊害を感じるようになりますが、
こういう性格で良かったように思います。

商売をやっていく上で挑戦は必要ですが、
新しい事に取り組むと、 現実は失敗や問題発生の連続で
その結果いろんな批判や中傷を浴びます。
ですが、こういう性格だと、そういう雑音が耳に入らず、
挫折感を持っても一瞬で次の夢や目標に向かっていけるので
助かったように思えるのです。

しかし、この時の状況は、どん底には間違いないので、
「君を必ず幸せにします。」なんていい加減なことも言えないし、
この状況をどうやって乗り越えていくか、夢みたいな話はしていましたから、
(後年、妻は「いつも夢を語ってくれるので面白い人だと思っていた。」
と言ってくれたので、これが効いていたのかもしれません。)
とにかく、「一緒になってほしい。」と言うしかないのかなと考えていました。

それからプロポーズをする腹を決め、実行する日がやってきました。
その日は、夜、早くに店を出させてもらって、彼女を迎えに行って食事に誘いました。
そして、いざ告白をしようと思ったのですが・・・私は本当に馬鹿だ!
「いっしょになってほしい。」と言うつもりが、
「こんな俺でいいのか。」と言ってしまったのです。
彼女は困った様子で、いいですとも言えないわけですから、
か細い声で「はい。」とだけ言ったのを今でも覚えています。

自分で自分の事が恥ずかしくなったのですが、
その時、彼女に苦労をさせるかもわからないけど、
何があっても、この人の前だけは隠し事をしないで
正直に生きようと心に決めたのでした。
この決心を破る事は自分を裏切る事になると思えたのです。

翌日、父にこの事を報告したのですが、また大変な騒ぎになってしまいます。
 
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小麦粉調製品、砂糖調製品などを取り扱っている大進です。
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