初めての輸入
2008-08-01
1988年12月、小麦粉調製品DJ-1を1コンテナ輸入することになりました。薄力粉52%・砂糖48%で1袋が25kg。
京都の菓子メーカーに京都の問屋さん経由で行く事になりました。
第一製糖(現・CJ社)の小麦粉調製品の工場は釜山にありましたので、釜山港から荷物が出港しました。
3日で大阪港に着き、乙仲で通関してもらったのですが、食品検査にかかったり、要領が得なかったりで、
通常3日間ぐらいで通関できるものが2週間もかかってしまいました。
そして、いよいよコンテナが入ってきたのですが、運転手さんが荷物を降ろしてくれるものと思っていたのが、
その時初めて降ろしてくれないという事がわかったのでした。
人手も無かったので、720袋(18t)を私一人で降ろす事になりました。
その当時、毎日25kgの小麦粉を500袋位担いでいましたが、
720袋を一人で降ろすのに3時間もかかってしまいました。
他の作業が出来ない等、支障が出ましたので、その後は大学生のアルバイトを雇うことにしました。
3人で作業すると1時間で1コンテナ降ろせるので、常時3人でできるようにローテーションを組みました。
そうすると、1日に3コンテナ来ようが、1ヶ月に30コンテナになろうが、
バン出し(荷物を積み降ろす事)がスムーズに回転するようになるのでした。
初めての輸入はわからない事ばかりでしたが、なんとか1コンテナを直輸入できたのでした。
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