どん底から知った、人として生きることの意味、喜び
2010-05-01
2007年2月に、金支店長から調製品の拡販要請がありました。その当時、月間30コンテナーの販売量だったのですが、
なんとしても倍増しなければならないということでした。
丁度その時、
10年前に止まっていた、ある大手ベーカリーで調製品のご使用が決まっていましたし、
日本国内の砂糖価格の高騰で、砂糖の多い調製品が伸びそうな予感がしていました。
これで、金支店長の力を借りれば相当伸ばせる。
そうすれば金支店長も喜んでくれる。
そう思ってワクワクしていました。
金支店長も新規開拓など、一緒に走り回ってくれて、
その結果、約1年で販売量が2倍の約60コンテナーになり、
2年で月間80コンテナーになりました。
金支店長も本当に喜んでくれて、
少しはご恩に報いることが出来たかなと思ったのでした。
また、三養社の砂糖調製品も伸び、こちらも同じように3倍になりました。
すると、つられるように日本の小麦粉の販売量も増加しました。
営業マンたちもだんだんと仕事を覚え、しっかりとフォローできるようになり、
お客様に喜んでいただき、取引きも拡大してもらえるようになってきました。
去年と今年と、営業スタッフも4名増員し、リストラする前の社員数20名に戻りました。
5、6年前に大変な目にあい、
世の中には自分のことしか考えない悪党もいるのだと知り、ショックでしたが、
本当に困っている人間を助けようとする人がおられると知り、またその人を助ける。
助け合っていきることの素晴らしさを教えられました。
これからもいい人たちと多く付き合い、素晴らしい人間の和を作っていきたいと思います。
これが、人として生きる意味だと実感しております。
次回、この会社の再生期にあった
いろいろな良い事を少しお話したいと思います。
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