韓国第2位製糖会社“三養社”の出現
2009-05-01
1993年、CJ社に次ぐ韓国第2位の製糖会社の「三養社」が、砂糖ソルビット調製品を発売するという情報が入ってきました。
東京に三養社の事務所がある事を知り、訪ねてみる事にしました。
当時、駐在員として居られた郭さんという方に
「今後、砂糖ソルビット調製品を積極的に売っていくので、是非力を貸してほしい。」
と言われたので、価格を聞いてみるとCJ社よりかなり安かったのでした。
韓国国内でも、三養社はいつもCJ社の下をくぐって商売しているという事がわかり、
CJ社はトップメーカーだが、2番手のメーカーも必要かなと考えました。
また、三養社が真剣である事もわかり、後発なのでかなり暴れるだろうとも感じました。
そこで、新規で増える分については、三養社のものを販売するようになりました。
これが、CJ社との間で波紋を呼ぶ事になるのですが、
13年後、CJ社は砂糖ソルビットの生産を中止しますので、この時の判断は大正解だったのでした。
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