CJとの取引の歴史
1988年から小麦粉調製品が伸び、15年間程大きなボリュームゾーンでした。
1992年から砂糖ソルビット調製品、2003年からは砂糖小麦粉調製品、2006年からは砂糖脱粉調製品と、時代時代に新たな配合のものを開発し成長してきたのですが、2010年以降新たな推進力になるようなものが開発できていません。こういう強力なアイテムが作れなければジリ貧になります。
2011年からCJ社が開発したコンプリートミックス(ドーナツミックス・ケーキマフィンミックス・ブラウニーミックス・ホットケーキミックスなど)の拡販を目指し、開発者や営業マンを増員しました。日本人のニーズに合うものを作るために、弊社でのテストを繰り返し、パンや菓子のサンプルを作成し、拡販に取り組んだのですが、大きくは伸びませんでした。価格競争力はあったのですが、出だしでCJ社の色んなミスが重なり、それが足を引っ張ってしまいました。
また、CJ社が梁山に米粉工場をつくり、非常に価格競争力のあるものを開発したので、大手メーカーで使用が決定したのですが、CJ社のミスでこの製品が継続できなくなってしまい、大きな損害まで出てしまいました。その間、CJ社の組織や担当がコロコロ変わり、販売のほうも拡大するどころか疲弊するようになりました。
そういった中でも、新しい開発だけは可能性を求めて挑戦し続けました。
そうして、大進にしかないオンリーワンの製品を数アイテム作ることができました。
弊社にしかないという事は、それだけ良さを認識してもらって採用してもらうまでに時間も労力も必要になり、一気に拡大するという事ではないのですが、こういったものを地道に広げていこうと思っています。
また昨年からCJ社の韓国食品の販売が伸び始めました。これからはこういった新しいものについてお話していきたいと思います。