２番目の仕入れ先　三養社

　2016-05-01

弊社の取扱量で2番目に多いのが、韓国の三養社です。

ＣＪ社と同様、製糖と製粉の両方をやっているので
砂糖と小麦粉の入っている調製品は競争力があります。
ＣＪよりも後発で、韓国のランキングもＣＪに次ぐ
2番手のメーカーですから、ＣＪよりも若干価格が安めです。
1番でなくても、とにかく少しでも安い方が良いとされる
ユーザー様は　三養社を採用されることが多いです。

一番多いアイテムである砂糖ソルビット調製品は、
1993年から始まりました。
その後1994年から砂糖と小麦粉の調製品が始まり、
2010年代に入ってからは、砂糖83％・強力粉17％の配合の
ものが増えました。
価格競争になった時は、三養社のものが有効ですし、
ＣＪが砂糖ソルビット調製品を止めた時には、
三養社の製品で繋ぐことができましたので、
三養社をやっていることに意味がありました。

しかし、三養社は強力粉の小麦粉調製品はやりませんし、
種類も絞り 脱脂粉乳の入ったもの、フレコンバックもやりません。
効率化を図りませんと低価格ではやれないのでしょう。
その点、ＣＪ社は、様々な素材をブレンドしますし、
いろんな配合のものを小ロットから対応できますので、
考え方が全然違うと言えます。

このように特徴やポリシーの異なる二大メーカーを
長年、量を積み上げて取り扱ってきたことが良かったと思います。
また、この2社以外のメーカーには振り向かずやってきた事も、
この2社と信頼関係を築けたと考えております。