CJ社 小麦粉調製品について
2016-03-01
今月も、CJの小麦粉調製品についてです。 日本では長年続いたデフレの影響で
小麦粉のグレードを落とすことが増えてまいりました。
そういう中で、1.5等のロング挽きの粉や2等粉を使う
ケースが増えてきました。
また、添加物や改良剤の発達で下のグレードの粉を
うまく使いこなす技術が出来たことも拍車をかけたと思われます。
一方、韓国では下のグレードの粉が韓国内で
消費されてしまうので、
薄力粉も強力粉も1等粉や特等粉しか日本へ回せません。
すると、日本の1.5等粉と韓国の1等粉では価格差が
出にくくなったのです。
それで、韓国の小麦粉調製品の使用が
減ってしまったという側面がありました。
しかし、近年、日本でもグレードの高い粉を
使おうという気運が高まってまいりました。
グレードの高い粉を使うと添加物や改良材の
使用を抑えられるという事もあるようで、
健康志向の高まりや、消費者のニーズと合致したのでしょう。
そんな中、CJの小麦粉調製品が
見直されるようにもなってきております。
日本の1等粉・特等粉と比べると割安であるところが
注目されております。
サイロから小麦粉を引っ張られるような
大手メーカーさんでは少ないのですが、
そのような大手でも小麦粉調製品を
使われるところが少しづつ出てきておられます。
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