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会長の思い出34

 2013-06-01
1985年元旦、彼女(妻)と清荒神に着いた時は、夜が明けていました。
初詣を済ませて酔いは完全に冷めていましたが、
疲れからかフラフラになって電車で帰ったことを覚えています。

そして、彼女の家に着くや否や、彼女のお父さんが出てこられて雰囲気を察して
「そやから、だいぶ酒飲んどるから行くないうたやろ!」とカンカンになって怒られました。
一瞬気まずい空気になりましたが、すぐに
「よっぽど嬉しかったんやなぁ。まぁ入っていきいな。」と言って下さったのです。
とにかく私は、とんでもない事をしてしまって、もう取り返しがつかないと覚悟していました。
彼女の妹は、この一件で私と付き合うのを反対したそうですから。
しかしお父さんは私を受け入れてくれたのです。
また、こちらのお婆さんも何があっても私の事を
「あの子はいい子や。」と押して下さっていたそうです。

話は少し飛びますが、このお父さんは先々月亡くなられました。
この事件についてずっと触れられる事はなかったのですが、
亡くなられる少し前にこの時の事を思い出されて
「正月に酒飲んできてえらい事なったなぁ。」と言われましたので、
(やはりずっと覚えておられたのだなぁ。
そらあれは忘れるはずないなぁ。)と思ったのでした。

そしてその時、私の父のことも思い出されて話されたのですが、
「俺はあんたのお父さんの真似ばっかりしとったんやで。
粉屋とパン屋の違いはあったけど、レストランやったり、雀荘も、カレーショップも、
倉庫や運送も会長(私の父)のやったん見て同じようにしたんや。」
言われてみると、確かに似ていました。
今まで気が付かなかったのがおかしいくらいですが、
お父さんは私の父の事が本当に好きで憧れておられたんだなぁ感じさせられました。
父の勝手気ままな所には反発されている時もありましたが、
父の魅力は十分に感じておられたんだなぁと最後の最後にわかったのでした。
それだから、こんな事件を起こしたのに許してもらえたのだろうと思うと、
父にも感謝しなければいけないのだなと、今頃になって思えるのでした。
なんだか、この事件で彼女の家族との関係が深まったように感じられたのです。


ちなみに、今回は1人でお酒を飲んでしまったのですが、
それ以外はお客様や人と飲んで大変な事になったり、潰れたりしてしまいまして、
言い訳がましいようですが、いつもそれが良い結果に繋がっているので、
悪い酒ではなく、楽しく良い酒であれば、そういう風になるのかなぁ気もしています。
しかし、やはり人生に甘えてはいけないと、いつも気を引き締めて入るのですが・・・。
それで商売が広がったり、人との関係が深まったりしているので、なかなか直りません。
父も、そういう所はありましたが、その点では私の方が勝っていたように思います。
勝っても仕方がないような気もしますが、他に勝てる事がなかったので。

そして、5月まで週に1~2回彼女の家に行って
11時から12時くらいまで過ごすというパターンが続く事になります。
 
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小麦粉調製品、砂糖調製品などを取り扱っている大進です。
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