小麦粉調製品の拡販
2008-12-01
1989年後半になって小麦粉調製品の拡販に気持ちが傾いていったのですが、それまでも大阪の業務用食パンメーカー様での使用が増加していました。
各社ともDJ-2(強力粉84%・砂糖13%・脱粉3%)を使用され、
日本の小麦粉2に対してDJ-2を1、つまり2:1で使われました。
使用量も、月間100tになっていました。
そして、徐々に焼きたてパンのお店でも使われるようになり、
月間使用量が10数袋のお店も増えていきました。
この様に中小のパンメーカー様に中心に増加していったのですが、
順風満帆という訳ではなく、いろいろと問題も起こったのでした。
紙袋のミシン掛け部分に挟まった石が混入する事が何回か起こったので、
ミシン掛けではない物に変えました。
虫が発生することがあったので、エントリーター(殺卵機)をダブルで入れたりと、
いろいろと工場を改善してもらいました。
また、メーカーが使用するコンテナに、たまに汚いものがあったので、
傷やへこみ、汚れのないコンテナを使用し、徹底的に清掃してもらったり、
夏場は常温コンテナにして、クレームとの戦いもあったのですが、
問題を全て解決していきました。
1990年代に入ってからは商売上の圧力などの問題も無くなり、
小麦粉調製品の拡販に尽力するようになりました。
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