CJ社への最初の訪問
2008-06-01
1988年10月、初めてソウルへ行きました。金浦国際空港に降りた途端、にんにくと唐辛子の香りに驚きました。韓国に来たことを強く実感した瞬間でした。
空港から、第一製糖(現・CJ社)のソウル永登甫工場へタクシーで向かったのですが、
タクシーに乗ってドアを閉じた途端、ドアが外れて落ちたのでした。
結局、ドアを手で押さえて乗ったのです。
ソウルオリンピック直後で、ソウルも進んでいると思っていたのですが、
この様に、あまりよくない自動車も多く走っていたので、
「これは大変な所へ来てしまった」という第一印象を持ってしまいました。
そして、工場に到着し、まず見学をしました。大きな工場で驚きました。
ですが、それ以上に、工場内をよく清掃していて、粉ひとつ落ちていないことや、
コンピューター制御された工場であることに、大変好感を持ちました。
その時に、第一製糖と取引きしようと決めたのです。
そうして、 薄力粉52%・砂糖48%のDJ-1と、
強力粉84%・砂糖13%・脱粉3%のDJ-2のアイテムを決め、
価格を出してもらう事にし、サンプルもお願いしました。
大阪に事務所があるので、そこの金 正官所長と話を進めて欲しいと言われ、
日本に帰ってからすぐに大阪事務所を訪ねたのでした。
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